2008年8月24日日曜日

独立記念日(8月17日)


独立記念日は必ず任地へいるように!私は教育省へ勤務していますが,まだ仕事らしい仕事があるわけではありません。ですが,勤務時間中に kepala(長)や奥様にお呼びがかかることがあります。赴任2週目はpesta(会)へ同行することが多かったです。会というのは,地域の結婚式(お昼に3つの結婚式をはしごしたりしました)や,役職のある人の家族の誕生会,何かよくわかりませんがお楽しみ会のようなものまであります。家にステージを臨時に隣接させて,プロのような人を呼んできて盛大に会を盛り上げる家々を回ってきました。なんとなくkepalaの人間関係が見えたような気がしました。独立記念日はkepalaに正式な招待状が7通届いていました。「疲れる」といいながら,行かなければという責任感もあって参加されているようでした。私もメインの式典には一緒に参加させてもらいました。VIPのような席で,日本ではこのような席に座ることは一生ないと思います。
独立記念日の前にはTVのCMで,日本がインドネシアを占領していたシーンが何回も流れていたので,
私としてはこの席には違和感がありましたが・・・。
独立記念式典はインドネシア国民にとってとても大切な行事であると実感しました。日本は広島や長崎の平和祈念式典はありますが,国民全体の独立記念日はありません。日本人は独立の式典を重要と思ってないのですねと奥様にいわれ,国家についてしみじみと考えることとなりました。


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